2014年4月1日火曜日

東北大学オリジナルスマホ「TONPERIA」を発表

本学が中心となって開発した新世代スマートフォン「TONPERIA」の発表会が4月1日に行われた。国立大学が中心となって開発されたスマートフォンはこれが初めて。

「TONPERIA」はこれまでのスマートフォンに比べ、研究における利便性を重視し、研究に不要な機能はバッサリ切り捨てた研究特化型新世代機となることを目標に設計された。たとえば理系モデルでは研究を行う上で必要となるツールとして電卓機能が非常に充実しており、複雑な計算も快適に計算させることができるとのこと。また、表計算ソフトやグラフ描画ソフトも搭載され、それらの機能をフル活用するため、ディスプレイは大きめの15・6inchワイドモニターを採用した。文系モデルの場合は文学部なら各国語の辞書に加え、古文書対応表や歴史書を搭載。法学部なら六法や判例集など、それぞれの専攻に沿ったカスタマイズ機が存在することが本機種の強みである。一方、通話、メール機能は研究で必要な最低限の機能のみを実装。具体的には教授、助教など研究室のメンバーとしか繋がらない。また、某大型掲示板などでのネットサーフィンやソーシャルゲームなども研究の遂行を妨げるものとしてアクセス不可になっている。さらに学生の逃亡を防ぐため、GPS機能と教授側からの一方的ホットラインに加え、所持者が10㍍以上離れると警告音を発するシステムが搭載されており、今まで以上に学生を管理統制することが可能になる。
今回の発表に際し大学当局が伝えたところによると「TONPERIA」は研究室に配属された生徒に無償で強制貸与されるとのこと。「今までは学生が大学に来なくなってしまうこともありましたが、そんなことはもうありえません。そう、TONPERIAならね」と開発責任者は語った。

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