2014年4月1日火曜日

東北大学、国家として独立へ

本学サブカル過激派集団のメンバーが4月1日、東北大学帝国として独立することを日本国政府に対して宣言した。
本学学生たちは普段から日本国政府の東北大学への対応に不満を持っていた。もとより東北大学は旧帝国大学のなかで唯一テレビ東京系列のアニメ放送を見ることができなかった。サブカルチャーに関心のある学生の増加に注目した本学総長は、東北大学生たちを救済すべく東北大学内にテレビ東北大を設立することを提案。このテレビ東北大が設立されれば、東北大学生をはじめとする全仙台市民がほぼすべてのアニメ放送を見ることができる予定であった。しかし、アニメ放送が目的というテレビ局の設立に日本国政府は難色を示し、予算不承認などの妨害を行ってきた。その結果、本学総長もなかなか計画を進めることができないでいた。
その停滞を見かねた学生たちは自ら立ち上がることを決意。昨年11月9日、革命を起こし、日本国政府が関与できないように東北大学自体が国として独立することでテレビ東北大の設立を始めた。今回の東北大学帝国独立はまさにサブカル難民を救済する策である。

代表は「大学の主体は学生である。その学生のニーズに合う大学こそがこれからの大学のあるべき姿だ」と大学の改革の必要性を主張したうえで、今回の独立宣言について「テレビ東北大の設立と同様に、二次嫁との結婚が認められないことも遺憾である。安眠を保証するための高級ベッドの無料提供やソーシャルゲーム課金への支援金などの案に予算が取れないケチな日本政府には失望した。もはや我々が一つの国となるのが手っ取り早いと判断した結果の独立である。東北大学に自由を!仙台にアニメ放送を!」と語った。
国旗の原案もすでに決定しており、その国旗案はなんと灰色一色。この奇抜な国旗に国旗制作委員長は「世論調査の結果、東北大学のイメージカラーは黒と答える割合が大きかった。国旗の基調の色を決める際、このイメージカラーを特徴として使うべきだという案と、そのイメージを払拭するために白にすべきだという案で真っ二つに分かれた。互いに譲らないがために議論は進まず、もう面倒になったから混ぜた結果こうなった」とコメントを残した。
独自に進められた東北大学帝国独立だが、この独立が世界にどう影響を与えていくのか。今後の動向に注目が集まっている。

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